MouRa の解散 と 水野流水対談 の 第二回更新!

文藝春秋公式サイト内「コズミック・ゼロ」特設コーナー
にて水野流水の対談が更新されました!
http://bunshun.jp/pick-up/cosmic-zero/

今回は 「コズミック・ゼロ
」と同時発売の 「B/W(ブラック オア ホワイト) 完全犯罪研究会
」 そして6月末の「忘レ愛」など流水さんの新刊ラッシュの話と水野流水」の「成功ブック」。文芸とビジネス書のクロスオーバーの話などが触れられています。

 ちなみに、私が確認した時点で言うと、文藝春秋社の立ち読みランキングで「コズミック」ゼロが2位、アクセスランキングで3位、書店ランキングでも5位に入るなど、好調のようです。
 実際、私自身も池袋や神保町の大型書店を視察した際にも平積みされていて、しかも冊数がかなり減っているのを確認しました。今後の展開がますます楽しみです。

さて、出版社のサイトつながりでいうと講談社のMouRaが 更新停止という記事が
出ています。
http://www.cyzo.com/2009/06/post_2111.html

関係者の談話として、「『MouRa』になってからも数々の課金サービスやWebコンテンツの書籍化など、試行錯誤を繰り返してきました。集英社小学館と並ぶ大手御三家のなかではWEB進出に積極的な姿勢を見せていた講談社でしたが、結局、ネット上では収益モデルを作れなかったということでしょうね。」などと書かれていますが、収益モデルを作れなかったというより、人件費や経費など固定費がかかりすぎていて黒字化しにくい状態だったのではないでしょうか?

 大手出版社に優秀な方が多いのは事実でしょうが(特に若い人)、なかには本業よりも打ち合わせと称して自分自身を接待していたり、交流会などで名刺を配って自慢することばかり考えているような人もいるようです。
 そういう方が、給与以外に、月に100万円単位で飲食費など経費を使うので、年間で2000万円以上のコストがかかってます。そういう方が30人いるとすると、それだけで6億円の支出になります。
 別に経費で飲み食いするのが悪いと言っているわけではないですが、通常の会社であれば本業が赤字の時に、毎晩、銀座や丸の内で打ち合わせと称して飯を食っていたら即、倒産します
まぁ、程度の問題ですが、赤字部署であればまず考えることは、売り上げをあげることと同時に徹底したコストカットが必要です。
では、本業の売り上げアップに関してはどうかというと、これも極端なお役所体質というか、官僚主義的かつ殿様商売にどっぷりハマっている人もある一定程度の割合で存在するようです。
 幸い私自身は、現在、そういう方と仕事をする機会はめっきり減っているので、ストレスを感じませんが、先日も同社で本を出された方から、まったく販促に力を入れてくれないので、「書店営業に力を入れてみてはどうか?」と出版部長に電話したところ、「私は本を売るつもりはありませんから」と断言されたそうです。
 意味がわかるでしょうか? つまり「(私は本を作るのが仕事なので)売れようが売れまいが関係ありません」と仰りたいようなのです。
 一般の企業であれば、自社の商品が売れようが売れまいが関係ありません! などと公言する人間がいたら、大問題でしょう。

 しかし、どうも出版界の特に最大手と呼ばれる会社には、普通の会社や一般の企業の常識とはかけ離れた感覚を持ちながら、それが自覚できていない人も多いような気がします。
 こういうことを書くと嫌われたり、仕事がなくなるのではないか、という恐れもあるので、私と同じようなことを思っている人も口を貝にしているのでしょうが、心配ないですよ。これを見て怒るような人とはお仕事しなければいいのですから。

 私はよくセミナーで「編集者との出会いは恋愛と一緒である」と言っています。
つまり、肩書き や ブランドではなく、その人自身の人間性や自分との相性を重視せよ ということです。

 まぁ、長くなるのでこの辺にしておきますが、最後に1つだけ。別の某最大手出版社の編集長さんなのですが、著者のことを「ライター」と言いたがるのですね。最初、横で聞いていてなんか「ウチで書いているライターさんは」と連発するので、文脈的に? と思っていたのですが、どうもその人によると「大前研一さん」ですら、そこで本を出しているということでは、「ライター」ということになるそうです。
つまり、その範疇で言うと、私自身もその「ライター」というカテゴリーである、ということになるんでしょうか。私自身は、自分の著作しか書いてないですし、捉え方によっては、私自身が誰かにライティングを依頼していたり、誰かの本をライティングしているみたいで、迷惑だと思うんです。
そもそも著者の英訳は「オーサー」ですよ(笑)。

書籍の編集者でこういう変なことを言う人は一人も見たことがないので、その人のことを思えば「恥ずかしいからやめたらどうですか?」と言った方が良かったのかもしれませんが、なんなんでしょう。
例えばビジネスマンの方に、無理矢理「サラリーマン」と連発しているような変な感じ。別に「サラリーマン」というのは、蔑称ではないですが、会社員ではない人が、ビジネスマンに「だからサラリーマンは」とか「サラリーマン、サラリーマン」と連発しているのを聞いたら、「意図的なのかな」と思いますよね。それと同じ感覚です。

ようは感覚がズレてるし、もしかして「書かせてやっている」(ライティングさせている)みたいな意識があるのかもしれません。
 これ、明らかに逆なんですよねー。
普通、書いていただいている」じゃないですかね。
例えば元請けが下請け業者に何かを発注したとしても、納品された際には、「どうもありがとうございました」って言いませんか? 言えないですか? こういう商売の基本を勘違いしている人間が大多数になると会社はまずダメになります(となんかのビジネス書に書いてありました)。
  こちらも「書きたいから書いていて、書いたものを出してもらっている」という感覚ですし、それが逆転したらWin-Winの関係にならないですよ。
 と私もMouRaさんから本を出してますので、ついつい長く書いてしまいましたが、この記事は特定の団体、企業、個人を想定して書いているものではありませんので、「俺のこと? 私のこと? 」みたいな問い合わせは一切しないでください。
また、私が大手出版社に対して悪い印象を持っているわけではもちろんないので、そこも変に捉えないようお願いします(笑)。
 

○流水さんの新刊の書評
世界一のバイヤーになってみろ
http://buyer.blogzine.jp/blog/2009/05/post_d844.html
19番の独り言
http://plaza.rakuten.co.jp/tanakama19/diary/200906020000/


○先日の東京セミナー感想
小森コンサルティングオフィス代表 小森康充のブログ
http://kevin.livedoor.biz/archives/1047951.html
コトバのチカラ
http://kotobanotikara.ti-da.net/e2434917.html
信頼マーケティング 藤田の社長ブログ
http://ameblo.jp/fujita1226/theme-10012406693.html

○法則のトリセツ 感想
いいことパラダイス
http://plaza.rakuten.co.jp/fuko510/diary/200906040000/
 西田さん、凄すぎます(笑)。自分のこととは言え、ここまで他人を褒めることができる時点で相当の人間力を感じますし、きっと書かれている本も面白いものになるのは間違いないですね。楽しみにしています。
私自身も一作一作、一生懸命書こうと思います。励みになります。どうもありがとうございます。



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