佐倉ごるふ 祭り!



 本を出して、それを読んだ人がどう思ったかを知るのが楽しみで、書評ブログなどをちょくちょく見ています。
 その楽しみが高じて「ブロガーマトリックスなるものを作ってしまったくらいなんですが(2009年版も構想中ですよ)。

 書評ブログがamazonランキングを動かす昨今ですが、書評ブログに比べると、amazonレビューの評価は決して高くないと思います。 
いえ、むしろ周囲の出版関係者の間では驚くほど、低い、です。
 匿名での罵倒。アンチによる成りすまし。ひどい場合は、発売前のバッシングなど、悪い面に目を向ければ「2ちゃんねる」に近い部分もあると感じます。
私自身も、プロフィールなどを公開し、長期運営を前提としているブログの方が、客観性のない意見を書くと、サイト自体の信頼を低下させるというリスクを負っているので、うまく機能している、と思っています。

 とはいいながらも、amazonでの好意的な評価は嬉しいものですし、何十万人いるであろうレビュアーの中でもランキング上位になるは凄いことだと思います。

本日紹介するのは 「佐倉ゴルフ」さん。私も「ベスト1000レビュアー」とか「500レビュアー」などは見たことがありますが、なんと、50位内。
たまたま、私の本の コメントを寄せてくれているので知ったのですが、さすがに50位って凄すぎますよね。
私の本についても決して良いことばかり書いてあるわけではないんですが、ここまでくると何を書いてくれてるのか、興味深々です。

ブログもやられているようなので、注目しています。
http://plaza.rakuten.co.jp/sakuragolf/


くやしい、本書の企画が嫉妬ものです(笑), 2009/9/9
By 佐倉ごるふ - レビューをすべて見る

成功哲学、ビジネス書、自己啓発本をよく読む人は世の中に大変
多いはずです。で、たぶん、みなさんが思っていること・・

・多くの著者がいろいろ言っているけど結局共通項はなに?
・いわゆるビジネス書って、なんか、ある点で分類できそうだけど・・
・成功する法則、成功の定義、金持ちの思考習慣、行動習慣が整理できそう
だけれども・・・
・で、成功哲学本たくさん読んでも成功する人、しない人が出る本当の
原因は?なんか、分析できそうなんだけれども、忙しくて・・・

でも、これをなりわいにしていない「もの言わぬ読者」が大多数ですから、
ブログとか内職で細々と整理している人はきっといたはず。

そこへ本書の登場です。「やられたー」感をもつ読者は、本書に飛びつく。
さて内容ですが、コンパクトでなかなかいいんです。
特に、終わりの「成功法則ベスト10」は、上記のような成功法則本の
内容を大変たくみに分類整理していて、必読なエッセンスです。

選択された成功本には、個人的に「?」もあるし、他にも選んで欲しかった
本もありますけど、しかし、本ガイドの真骨頂は、どの成功本を選んでエッセンシャル
しているか、ということよりも、その「テーマ」と「選ばれた成功本」は、読者に
どんな意味、意義、利便性(成功への、幸福への、金持ちへの)があるのか?と
いう理論武装しているところが、このガイドの最大の成果です。
とはいえ、ベースになる古典、必読書はツボを抑えていて漏れなし、と言えます。

内容要約(勝ち抜け案内)と「誤読」は、実はたいしたことは言っていません。
このガイドという体系が、すごい、と思っています。



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「検索すれば誰でもデータを」時代、他者がまねできない能力とは?, 2009/10/10
By 佐倉ごるふ - レビューをすべて見る

水野氏の著作では、『ビジネス書のトリセツ』『成功本50冊』に続いて
3冊目ですが、本書が一番すばらしいと思います。

なぜって、本書では、
書籍ありきの引用を並べたものに比べて、混沌とした
古今東西の書籍の引用を改めて分類し、さらその上、
優れて実用に絶える、まさに「世の中の仕組み(法則)」を、
きれいに読者の眼前に「食べやすいように」料理
して出したという荒業に挑戦し成功しているといえるからです。

驚異的な読書力で、あらゆる書籍から自由自在に言葉とエッセンスを
引用し、それを、「人生の法則」として再構成するという、驚きべき
企画と成果物の本書。

おまけに、分類が心憎い。売れるようにできている。
「職場の法則」「仕事の法則」「ビジネスの法則」「勉強の法則」
「心の法則」そして、お得意の「成功本の法則」。

巷では、「検索技術が発達した今日、データや情報を単にたくさん知っている、
暗記している能力は不要になり、誰でもがまね出来ないコンテキスト構築力」
が価値がある。もしくは「データを超えた付加価値こそ重要」と言われます。

そんな折、本書で水野氏が試みたのは、誰でもが書店で手に入れること
ができる普通の書籍の膨大な海から、エッセンスを抽出し、再構成し、新たな
コンテキストを構築し、そして、付加価値を生み出した、といえる労作であると
言えます。

水野氏は略歴からして若い方と思いますが、どの著作も、枯れた老練な文体と
表現で、「世の中」を見通したかのような表現の感性と物量主義には感心します。
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コメント



ベストセラービジネス書がすらすら書けるセミナー 10月22日(木) 1830〜
http://mizunotoshiya.seesaa.net/article/128469529.html
 

 資産設計塾などで有名なマネックスユニバーシティ代表の内藤忍さん と 元リクルート伝説の営業部隊出身 大塚寿さん に友情出演していただけることになりました。
 まだ若干、お席に余裕がありますので、駆け込み応募、当日午前中まで受付ます。



●11月よりの 小人数制クラス まだまだ参加者募集中です
ビジネス書出版を目指す小人数制クラス 平日夜コース全6回 第一回 11月19日(木) 1900〜
http://mizunotoshiya.seesaa.net/?1253438037

 →11月よりスタートの平日夜編です。素晴らしい仲間と出版を目指しましょう!
→ できれば理論編を聞いてからがよいと思います。
→すでに著作がある方もぜひご参加ください。出版成約料・紹介料などは
一切いただいておりません。
→大手出版社の編集者が直接、アドバイスなどしてくれる機会もあります。
小人数でアットホームな雰囲気です。