Amazonにページがアップされました!

明日より購読者キャンペーン スタートなのですが、ようやく本日ページがアップされた模様です。

そして早速、「一流への道」さんで 
新刊情報のまとめ がされていますが、相変わらず、私が書くより見事です(笑)。
大阪に行くことがあれば、お好み焼きくらいはご馳走したいです。

さて、本日は知人に薦められていた「誰も守ってくれない」をようやく観ることができました。また書き出すと、外出もままならなくなる恐れがあるので(内容によりますが)、「今のうちに」と思って、久々に「オフ外出」です。

で、映画を観た後、1年ぶりくらいにゆっくり電化製品店をチェックしたのですが、パソコンが異常に安く売っているのに素で驚きました。
ちょっと聞いてみると、パソコン自体は100円(!)〜3万程度ですが、イーモバイル(?)だかの使用量が月額6500円くらいかかるとのことで、やはりというか当然のように2年間の契約の縛りもあります。
つまり、今やハードの価格(100円〜3万円程度)よりインフラ使用量(156000円)の方が高いのです。これは、「法則のトリセツ」でもとりあげた「グライダーの法則」(ハードディスクの容量が増えるのと反比例するかのうようにハードディスク自体の価格は下がる)の通りの現象というか、携帯電話もバブル崩壊の89年頃から15年くらいかけて本体価格がゼロに近くなりましたが、パソコンも97年頃に数十万円だったものが、20年と少しでついに100円まで下がったわけなのですね。まぁ、パソコンメーカーと通信会社(そして量販店)の間で、どのようなアライアンスが組まれているかまではわかりませんが、表向きの理屈ではそうなります。

さらに今度は「ブルーレイ」を見て驚きました。大体、「ブルーレイ」って言葉自体、ビジネス書でたまにみる程度の認識しかなかったので、よく聞いてみると、驚いたのはもはや、ほとんどの機種がビデオ対応してなくて、DVDだけだというのです。
なんか、ほんと久々に娑婆に出てきた犯罪者みたいなリアクションで申し訳ありませんが、こういう規格の変更にはたいていの人は慣れっこなんでしょうが、もしもビデオを数千本持っている人とか、子供が生まれて以来、その姿をビデオに撮って残している人とか、将来的にどうするんでしょうか? 昔、映画がフィルムからビデオになったり、カメラが一眼レフからデジカメになった時点で、この手の規格変更に抗う気力も多くの人が失っているのだと思います。

似た話で、今や資格やスキルにおいても、一人の人間がそのスキルで一生食っていくことが難しくなってきています。例えば先の話で言えば、カメラ作りの職人がいたとしても、カメラ自体がなくなってしまえば、その技術は生かしようがないわけです。
私は現在、本を書いて生活していますが、本がなくなってしまうこともあるわけです。

このことについては、昔、WEBの登場により、文字情報が紙からWEBへと移行するという説がありましたが、現状はそうなっていませんし、私自身も時間をかけて移行すると読んでいました。
しかし、現在は、その頃から比べてもWEBへの移行が加速度を増しているようにも思えず、その理由を考えていたことがあります。その結果、ひとつの理由として書籍には「貨幣による信任投票」としての側面があるとも考えています。
例えば、カツマーという金融評論家 勝間和代さんのファンであり読者でもある人達がいますが、その人達にとっては本を買うことが、勝間さんを支持するという行動としての意味を持っていると思います。
もちろんこれは勝間さんに限ったことではなく、わかりやすい例として取り上げさせていただいただけですが、多くの人が本を買う場合に、なんらかの「コミットメント」をしていると考えられるわけで、これが現在のところWEBに文字情報が完全に移行しない意外な理由だったのかもしれません(もちろんインフラとかインターフェイスや普及度の問題もあるでしょうが)。
ですから「勝間さんが書いた本」という部分に意味とか価値があり、変な話ですが、それが無料で手に入るとしても本を買うという選択をする人も多いのではないか、とも思えます。
ただし、こういう均衡は一方へ流れると一気に加速する傾向もあると思うので、5年後、10年後、どうなっているかはもちろんわかりません。
現在でも本をいっぱい読む人とほとんど読まない人がいるわけで、当然、本を買う習慣があまりない人からすると、無料の方がいいわけですし、この話の結論としては、「みなさんいっぱい本を買いましょう!」ということになるんでしょうか(笑)。
私自身もamazonをチェックし、書店への巡礼も続け、本を収集し続け、本を書き続けたいと思います。

・週刊SPA!さんの書評ですが来週発売の号になるようです。
クイズ週刊SPA!書評 - 水野俊哉の日記 の答えも
来週発表します。

2月28日 

「法則のトリセツ」発売記念 「ベストセラービジネス書がすらすら書ける本」

出版前 限定セミナー開催」http://mizunotoshiya.seesaa.net/

・もともとは「本を書きたい」という人のためのセミナーです。
プロの参加者が多い、といつも書いていますが、「もしかしてハードルを上げてしまっているのでは」
とふと気づきました(笑)。内容はプロでも満足できる自信がありますが、セミナー自体は、スパルタ的な
ものではなく、むしろアットホームな雰囲気だと思っていますので(笑)、「本でも書いてみっぺ」的な
ノリで参加していただいて構いません。参加者の数は現状、前回と同じくらいになりそうですが、今回はたまたま会場のキャパが大きいので(MAX60名)、まだまだウェルカムです。


3月8日 takakoさん主催 田渕隆茂さんのセミナー

http://www.jikantoushi.com/




4月3日 金曜日 10:00〜1700 1名48300円

日本テクノセンターさん主催 水野俊哉 セミナー

ビジネスマンに必要な成功のための心構えとスキル

http://www.j-techno.co.jp/test/index.cgi?mode=sem&unit=2009040303


●読んだ本

口ベタなあなたを救う しゃべる名刺

全体的に著者の中野さんのキャラクターが前面に出た 熱い内容です。
書内の成功事例を見るに「言霊名刺」(=しゃべる名刺)自体はプロモーションツールとして
有効だと感じました。しゃべる名刺を作る職人 中野貴史さんの匠の技 を感じさせる本です。


赤いクリップで家を手に入れた男----ネット版わらしべ長者ものがたり

ほんとにこんな人いるんだー とアンビリーバブルな一冊。タイトル通りです。