週末の過ごし方 - 水野俊哉の日記

水野です。どうも絶好調になってしまいました（多分）。

　日曜に某プロダクションの社長さんと温泉に行ってきました。もともとは「一緒にサッカーをしよう」ということだったのですが、なぜか「水着持参」でお昼頃に集合するよう言われ、よくわからないまま向かいました。駅で合流し、まずはその方のご自宅で奥様の淹れた美味しい紅茶をいただきつつ、ご自身の映画化された作品のテーマ曲をピアノで生演奏していただきました。

　その後、いよいよ、バスで日本一でっかい温泉施設へ到着です。午後２時３０分頃だったでしょうか。その施設には２０種類くらい温泉があるのですが、混浴スペースがあり、そのための「水着持参」だったようです。我々は黙々と温泉に入り続け、カップルだらけの混浴スペースも男二人で制覇し（奥まったお風呂には必ずイチャイチャしているカップルがいて、我々が近づくとみんな逃げ出していました）、リラックスルームで仮眠を取り、夕飯を食べるともう１８時です。
　２時間以上温泉に入り、仮眠まで取り、「もう今日は寝るだけかな」という感じですが、なんと「これから９人制フットサル（ソサイチ）に参加する」というのです。
　しかも、そのソサイチが行われる会場に到着して気づいたのですが、どうもフットサル場の「個人参加」に我々も混じってやるようなのです。フットサル場の個人参加っていうのはフリー麻雀荘みたいなもんで、腕自慢（足自慢か）の若者が武者修行するような場所です。私も２０代半ばくらいに参加してた頃がありましたが、まさかこの歳になってそんなチャレンジをすることになるとは夢にも思っていませんでした。
　ところがAさん（としておきましょう）は、やる気満々で、試合前にちょっと練習でボールを蹴った時点で「ズバン、ズバン」と、とても４０代とは思えない凄いシュートを連続して蹴りこんでいます。
私も相手が出版業界の方ということで若干油断していたのですが、ちょっとエンジョイ系なノリではなさそうだと覚悟を決めました。
フットサル場の個人参加に集まってくる人達なので下手な人はいません。しかも試合前に整列すると平均年齢が２０代前半と見るからに若いです。そこに３０代半ばの私が混じっているだけでも違和感があるのですが、４０代のAさんはなぜか堂々としていて、まるで国立で国歌斉唱を聞く代表選手のキャプテンのような立ち居振る舞いを見せていました。
そしてキックオフとなり、若者達が物凄いスピードでボールを蹴り、走り、ジャンプする中、Aさんが素晴らしいシュートを決めて「凄い。４０代！」などと掛け声をかけられている姿などを瞼に焼付けました。私は温泉の後ということもあり、もうふらふらになって２時間の試合を終えました。
クラブハウスで着替えて時計を見たら時刻は2130です。つーか、２時間じゃなくて２時間半もやってたのか！？　と最後にまた脱力です。
Aさんに駅まで送っていただき、帰宅したら２３時。あっと言う間に週末も終わり、翌日から仕事です。これで果たしてリラックスできたのか、疲れがとれたのか。逆に疲れただけではないか、などと思いつつ眠りについたのですが、翌朝から神が下りてきたのかってくらい仕事が絶好調です。まぁ、そこまで言うと少し大げさかもしれませんが、「ピアノ・温泉・サッカー」(with A社長)という怒涛の１２時間が、完全リフレッシュになったのは事実です。
恐るべしはA社長のバイタリティーと休日の過ごし方です。
みなさんもぜひ参考にしてみてください！