人間は未来を予測できない

 先日、某マネー経済誌の取材を受けに編集部に行ってきたのですが、「ボツ」になったとのこと。 そんなことアリえんのかー!? と思いましたが、まぁ話した内容が、

「投資において 人間は未来を予測できない、という真実の持つ意味は非常に大きい。
もしも「経済予想で○年後に〜〜なる」みたいなことばかり書いてある本は信用しないほうがいい。自分の実績を底上げしようとする目的以外で書いてあれば、こうした本は「スピリチュアルなTV番組に出ている『前世やオーラが見える人』と同じ。なぜなら「人間は明日起こることを予測できない」から。
例えば明日のことでも、「極端なこと」を言わなければ(例 明日あなたは交通事故になりますなど)外れる可能性は少なくなるけど、逆に言うと「ピンポイントで明日、何かが起こるかを予測できる人」を見たことがありますか? こうした本に書いていることの9割はすでに起こったことの分析であり、後付で理由を述べているだけです。
ようは「あなたはあと30年は生きると思いますが、極端なストレス要因があれば病気になるリスクもあります。アメリカ人に生活習慣病が多いのは食生活に原因があります」などと、たんに事実を述べている場合が多いのです。
つまり、人間が未来を正確に予測できない以上、未来を予測するようなことが書いてある本に書いてあることは間違っていることが多いのです。
ここは誤読のポイントです。

 みたいなことだったので(もうちょっと過激だったかも……)、しょうがないかもしれません。
これからはもう少し空気を読もうと思います・笑
というか、年初から日経平均が思いっきり下がったり、極端に円高になったりしてたのを見ていて
「経済予想って難しいよなー」って素直に思って色々考えていただけなんですけどね。

ただ、この「人間は未来を予測できない」っていうテーマは個人的にハマっていて、関連書籍を読み漁っています。
いずれ何か書きたいなと思っています。


追記
ある編集の方から、個人的に大事している本をいただきました。
「執筆の参考にして欲しい」ということでしたが、読んだら返そうと思っています。
絶版になっている貴重な本だけになおさらです。
私も二冊持っている本であれば気兼ねなく人にあげることができますが、
しっかり読んで期待に応えられるよう頑張りたいと思います。