軽めの風邪……

toshii20082008-06-03

「成功本50冊〜」第二弾の執筆も前半を追え、いよいよ今週から後半戦へと突入する
ペースなんですが、なんと2ヶ月ぶりに風邪を引いてしまいました(昨日から)。
 思い当たることといえば最近、若干、運動量が落ちていたので代謝が低下していたのかもしれません。梅雨入りしたのでヤバイ感じです。
前回、風邪を引いた3月は肉離れの影響もあり、2回も風邪を引きました。
 大体、一日一回、大汗をかく(走る・筋トレ・スポーツなど)生活だと絶好調なので
早く7月になって欲しいですね。それまでは、小雨くらいなら走るとか、ちょっと無理矢理にでも運動する時間を作ろうと決意しました。

ところで本日、某誌の取材があり、「なぜ顔出しで取材を受けないのか?」という話の流れから
「将来的にフィクションを書きたいからそれまでは出さない」と説明したころ、「成功本50冊を読んで「この人は小説を書くだろうなと思った」とインタビュアーの人に言われて
それが一番、嬉しかったです。

では、今、書いているものは「やりたいこと」ではないのか? という意見もでそうですが、
私は「書くことを仕事にする」つもりはありません。
「書くことを仕事にするつもりはない」という意味は
「100万円原稿料出すからこれ書いて」という仕事を今は請けたくない
という意味です。
だって、一度、死んだような人生なのに「なぜ、やりたくないこと」をやる必要があるのでしょうか。たんにお金だけが欲しいのなら他の稼ぎ方が色々あり、少なくとも原稿執筆よりも時間拘束が少なくて済む仕事は山ほどあります。
今は「書きたいことを書くことが自分にとって大事だから書いている」だけです。

そして今は「成功」や「失敗」についてオファーを頂いた企画を全て書ききることに全力を尽くしますが「ノンフィクション」の形式ではいずれ「書きたいことを書きつくす可能性」を感じているので、「そうなったら同じテーマでフィクションを書きたい」と強く思っているわけです。

ちょっと贅沢な話をしているかもしれませんが、1日24時間、週に168時間しかなく、しかも3分の1は寝ている人生において、できることの数は少ないのです。
私が、自分自身の経験を振り返り、どうしても他の人に伝えたい情報や「生きる意味」のような
ものを色んな形で伝えるために生きている部分が半分はあるのです。

私も昔は多くの娯楽に時間を費やしていましたが今は「本を読む」「運動をする」「文章を書く」などと含めて、できることはあまりありません。恐らくもう中学生の頃のようにゲームをすることもないでしょうし、深夜番組含めTVもあまり見ませんし、読む雑誌の数も相当減り、スタジアムに試合を見に行くのも年に数回で、目的もなく誰かと飲みにいくような機会もほとんどありません(これは少し残念ですが……)し、ましてや(?)ナンパや合コン、キャバクラその他の遊びからは無事、解脱(???)しました(2008年5月現在)。

ただし、1日にご飯は3回しか食べられないように、本当に1日でできることの数は限られているのです。そして、気がつくと色々な「本当はしなくても困らないこと」に縛られていて、「人生において本当に大事なこと」が後回しになってはいないでしょうか?
人生において大事なこと とは「お金持ちになる」ことでも「競争に勝つ」ことでも「他人より優れる」ことでもありません。なぜなら、それらは、幸せになる「手段」にはなりえても「目的」とするのはナンセンスなのです。


例えば、競争に勝つということでいうと、親の言う通りに「小中高」と受験勉強をし続けて「東大に合格した」から幸せになるわけではないことは簡単にわかります。数ヶ月は浮かれてられるでしょうが、今度は就職のために「良い成績」を取るというタスクが発生するからです。そして東証一部の大手企業に入社したとしても今度は「出世競争」があり「楽しく働いているかどうかは疑問」です。しかし、そこまで能力が高ければ数十年後に重役になり、高級住宅街に妻子と住み、週末はゴルフという生活が待っているかもしれません。ちょっと古い例ですが、これでまた父親と同じコースを息子に歩ませようとした場合、息子はどうすると幸せになれるのか考えると、少なくとも受験勉強の競争に血道を上げても幸せになるわけではないとわかると思います。


究極的には、「自分がやっていて楽しいこと」を追求して仕事にすることが一番なのですが、今、フリーターや学生の人はそれを考えてみてください。
 ただし、お酒を飲む、ゲームをするギャンブル、エッチをする、寝る、遊ぶ ことなどは、ただの本能の充足や快楽を求めているだけなので、それ以外の「熱中できること」を考えてみてください。



ちょっと長くなってしまいましたが風邪を治して明日からまた頑張ります。


本日の写真 またまたジュンク堂 池袋さん です。
前回とは別の棚でも陳列していただいてありがたいです。